シェールショック??いえいえ住商ショック(SSS)です。

 

昨日の引け後・・・

 

昨日東京株式市場が引けた後、情報開示で2015年3月期の連結決算で減損損失2700億円を計上すると発表。米国のシェールガス関連の1700億円のほかに、オーストラリアの石炭開発、ブラジルの鉄鉱石開発、米国のタイヤ事業などいくつかの投資案件の失敗を受けてのものでした。このようなこともあり最近堅調に推移していた商社株は安く寄り付き、住友商事はなかなか値がつかず結局12%安での推移となっている。

 

シェールガスの今後の動きで、米経済は?

ではシェールガスでは儲けることができなく、米経済は幻なのか?この質問に関しての答えはNOです。と言い切るのは難しいですが、少なくともまったく儲けられないということでもないみたいです。というのは本日のFinancial Timesには、米国がサウジアラビアを抜いて石油製品生産でトップに躍り出ることになったとの報道があります。今年の9月には液化石油の最大の生産国になる可能性があるようです。

ではなぜ米国全体ではシェール関係で沸いているようなのに、住商は巨額損失の計上になったのか。それはシェールガスの種類にあります。シェールガス田には主成分がメタンガスばかりのドライ田と、メタンガスとエタンやプロパン、ブタンといったものも含むウェット田に分かれています。天然ガスが低迷しているためドライ田の多くは休業状態に追い込まれており、液化ガスの生産ができるウェット田は多大な利益を生み出しているようです。

 

住商の投資はドライ田という見方

おそらく住商の投資はドライ田だったのではないでしょうか。今回は住商だけが大きく売られていますが、このことにより商社株は少しギャンブル要素が高まったのではないでしょうか。

ちなみに証券会社では商社株は万年割安銘柄として認識されています。それは東京市場の主体である外国人投資家が商社という業態があまり理解できないからと言われてます。日本では給料も高く、合コンにも強い?銘柄ですが、外国人投資家からするとポートフォリオが細かすぎて利益率が低すぎることが受けが良くない原因らしいです。

 

せっかく最近外国人が買い比率を増やしてきた中のこのヘッドライン。今後どのように推移するかは注意が必要です。

 

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