ハイフリークエンシートレード(HFT)はヴィランなのか?

 

高速アルゴリズム等のハイフリークエンシートレード(HFT)はマーケットのボラティリティ(価格変動の激しさ)を高める要因と非難されていたが、Futures Industry Associationは2006年から2011年の先物15銘柄のボラティリティを調査したところ、HFTの頭角が先物市場のボラティリティにインパクトを与えていなかったとの調査結果を発表した。

The Tabb Groupのリサーチによると、2012年の米国先物市場取引の約60%以上をHFTが占めるという。しかし、今回の調査では「先物市場のボラティリティが時とともに変化した証拠がない、HFTによって先物のボラティリティが拡大することも、低下することもなかった」と発表している。

HFTによる取引量が急増したとしても、先物のボラティリティは概ね安定した状態にあるとの結論である。

CME Groupのスポークスパーソンは以下のようにコメントしている。

HFTはマーケットのボラティリティを高める要因ではなく、マーケットの供給量を提供する重要な役割を果たしている。

▼全文はこちら(英語)

High-frequency trading does not raise futures volatility -study

 

ボラティリティとは?

  • 価格変動の激しさを表すパラメータ。「ボラティリティが高い」とは「価格変動が大きい」ということを指す

 

ハイフリークエンシートレード(HFT)とは?

  • 機械的に相場の値動きをミリセカンド(1000分の1秒)単位の速度で分析し、超短期間に売買を繰り返すトレード手法

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